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資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[1.9MB] (422 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html
出典情報 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》
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明);

Covid-19 ワクチン、使用理由:COVID-19 免疫(5 回目、製造販売業者不
明)。

【臨床経過】

2022 年 8 月より認知症などで当院で訪問診療を行っている患者であっ
た。当院診察開始時より、右上肢を中心とした振戦があった。精査され
ておらず、詳細不明も何らかのパーキンソン病の存在が疑われていた。
緩やかな ADL 低下はあるものの、大きな状態変化はなく経過していた。

ワクチン接種前の 2023/10/12 に、患者の体温は 36.1℃であった。

2023/10/12、患者はコロナウイルスワクチンを接種した。

2023/10/23(ワクチン接種後 12 日)、患者はパーキンソニズムを発現し
た。その頃から、パーキンソニズムが比較的急速に悪化したと報告され
た。振戦の増強、四肢筋強剛の悪化、もともと自力歩行されていたが、
歩行困難になり、振戦のため食事自己摂取も困難となった。

2023/12/25(ワクチン接種後 2 か月 14 日)、事象パーキンソニズムの転
帰は未回復であった。

他の事象の転帰は不明であった。

報告医;師は、事象(パーキンソニズム)を重篤(障害につながるおそ
れ)と分類して、事象(パーキンソニズム)と BNT162B2 OMI XBB.1.5
との因果関係が評価不能と評価した。

他要因(他の疾患等)の可能性は原疾患の悪化であった。

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