資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[1.9MB] (359 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html |
出典情報 | 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
た。
【事象経過】
2023/10/19(ワクチン接種同日)の夜、発熱があった。
20 日の 14:00 ごろ、患者は急に悪寒、全身の疼痛を自覚し、前医を受診
した。
2023/10/20、患者は、前医に救急搬送された。
AE(呼吸不全、肺炎)により、救急治療室の受診を必要とした
(2023/10/20 に救急要請された)。
体温は摂氏 38 度、SpO2 は 90%(室内気)、インフルエンザ/コロナウイ
ルス抗原検査は陰性、炎症反応値は高値であった。胸部CTで両側肺広
範にすりガラス影を認めた。細菌性肺炎に対し、LVFX と CTRX が投与さ
れたが、改善はなく、29 日から酸素化が急速に悪化した。
CTで肺炎像の悪化を認めた。
2023/10/30、患者は報告者の病院に転院となった。
来院時、SpO2 は 95%(HFNC:FiO2 100%)、D- dimer は 36.7ug/mL、発熱
と炎症所見を認め、造影剤増強CTで両側肺に広範なすりガラス影と浸
潤影及び右肺動脈末梢・左下腿静脈に造影欠損域を認めた。膠原病関連
自己抗体はいずれも陰性であった。
2023/10/30、臨床検査値は、喀痰培養:Enterococcus faecalis;マイコ
プラズマ抗原:(-);SARS-CoV-2 PCR:(-);KL-6:1211u/ml。
病歴から、COVID-19 ワクチン関連の薬剤性肺障害を疑い、ステロイドパ
ルス療法が開始され、その後、mPSL 125mg 点滴投与された。
血栓症に対しヘパリン持続静注を行った。
事;象呼吸不全、肺炎の治療にはステロイド、酸素投与が含まれた。
359