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資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[1.9MB] (287 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html
出典情報 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》
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2.臨床症状/ 所見:2023/11/20、労作時、安静時、又は臥位での息切
れ、浮腫があった。

3.検査所見:NT-ProBNP(2023/11/20):28796;トロポニン T、I、CK、
CK-MB、CRP、高感度 CRP、ESR(1 時間値)、D-ダイマーは未実施であっ
た。

4.画像検査:心臓 MRI 検査は未実施であった。造影:なし。;直近の冠動
脈検査は未実施であった。心臓超音波検査(2023/11/20):異常所見あ
り。左室駆出率:0%。新規に出現した所見のチェック:右室又は左室
の、局所又はびまん性の機能異常(例:駆出率低下); 心室の拡大。そ
の他:左室駆出率は器材の都合で測定できなかったが、心室壁の動きは
不良であった。ただし慢性の心筋症の可能性も否定できない。

その他の画像検査:検査方法:胸部X線(2023/11/20)、異常所見あ
り。

詳細な部位と所見の記載(心臓超音波検査を複数回実施した場合の所見
記載):CTR 68.4%。

5.心電図検査(2023/11/20):異常所見あり。新規出現又は回復期に正
常化した所見のチェック:発作性又は持続性の、心房性又は心室性不整
脈 (心房期外収縮、心室期外収縮、上室性頻脈、心室性頻脈、心室内伝
導遅延、異常 Q 波、低電位)。

6.鑑別診断:臨床症状 / 所見を説明可能なその他の疾患が否定できな
い。

2023/11/20、関連する検査は以下を含んだ:

心エコー:左室壁の動き低下;

Gamma GTP: 154U/I(正常低値:12, 正常高値:67);Alb: 3.2g/dl(正
常低値:3.8, 正常高値:5.3);Cr: 1.62mg/dl (正常低値: 0.61, 正常
高値: 1.04); Plt: 81000 (正常低値: 134000, 正常高値: 349000)。

【事象の転帰】

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