資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[1.9MB] (244 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html |
出典情報 | 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》 |
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滴をおこなった。酸素投与も継続した。
2023/11/10、往診した。体温は摂氏 39. 1 度であった。同様の症状がみ
られた。食欲低下があった。SpO2 89%、HR 88 であった。O2 1L/min 投与
後、SpO2 は 92%であった。
【臨床検査値】
WBC (正常範囲: 3900-9800) 11300/mm3, (2023/11/10); T-Bil (正常範
囲: 0.20-1.10) 2.06 mg/dl, (2023/11/10); GOT (正常範囲: 10-40) 48
IU/L, (2023/11/10), GPT (正常範囲: 5-45) 81 IU/L, (2023/11/10),
Gamma-GTP (正常範囲: 0-70) 265 IU/L, (2023/11/10) コメント: 以前
よりやや高値, HBsAg (-), HCV-III (-); CRP (正常範囲: 0.2 以下)
8.19 mg/dl, (2023/11/10)。
翌日も往診にて点滴施行した。酸素投与を継続した。インフルエンザ抗
原検査で A と B は陰性であった。幸い、臨床経過は順調であった。
その後、しだいに症状は回復に向かった。軽度の咳嗽は継続していた
が、発熱、呼吸苦は解消した。
2023/11/15、治療は完了した。
2023/11/27 の時点では、症状ほぼ改善していた。
呼吸不全は診療所への来院を必要とした。
【転帰】
「呼吸不全」の転帰は、酸素投与を含む治療により回復であった。
「発熱」の転帰は、抗生剤、解熱剤、点滴を含む治療により回復であっ
た。
「咳嗽」の転帰は、鎮咳剤を含む治療;により回復であった。
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