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資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[1.9MB] (267 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html
出典情報 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》
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害と発熱が続くため、脳炎と診断し、2023/11/20 からステロイド治療を
開始した。症状は徐々に改善してきたが、高次機能障害は強く残った。

2023/11/01、頭部 CT は正常であった。

2023/11/25(ワクチン接種 1 ヵ月 8 日後)、事象「傾眠、脳炎・脳症」
の転帰は未回復;であった。

2023/12/26、A 医師が多忙でコンタクトをとれない為、薬剤部の B 薬剤
師に連絡し、同医師に確認したと報告された。

今回聞きとった内容は当該報告の状況と同じく、患者は未回復で意識障
害、傾眠は継続していた。

ペロスピロン塩酸塩に対して取られた処置は、2023/10/19 に投与中止で
あった。

意識障害の増悪に対する処置は、ステロイド投与であった。消化管出血
に対する処置は輸血等であった。消化管出血、意識障害の増悪は医学的
に重要と考えられた。

ペロスピロン塩酸塩に対して取られた処置は、2023/10/19 に投与中止で
あった。

【事象の転帰】

日付不明、事象消化管出血の転帰は回復であった;意識障害の増悪は未回
復であった;その他の事象の転帰は不明であった。

【報告医師の評価】

報告医師は、事象「傾眠、脳炎、脳症」を重篤(障害につながるおそ
れ)と分類し、事象「傾眠、脳炎、脳症」は BNT162B2 OMI XBB.1.5 と関
連ありと評価した。

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