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資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[1.9MB] (355 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html
出典情報 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》
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ワクチン予診票での留意点(基礎疾患、アレルギー、最近 1 ヶ月以内の
ワクチン接種や病気、服薬中の薬、過去の副作用歴、発育状況)は不安
神経症と異型狭心症治療中である。

【臨床経過】

ワクチン接種前、患者の体温はセ氏 36.3 度であった。

12:47、新型コロナウイルスワクチン 6 回め接種した(ファイザー 1 価
XBB 1.5)。約 15 分後より気分不快が出現した。

2023/11/30 13:03(ワクチン接種 16 分後)にアナフィラキシーを発現し
た。

13:05、血圧(BP)135/98、酸素飽和度(SpO2)91、脈拍数(PR)102。

13:10、BP は 71/39 まで低下した。会話可能であった。喉のつまり感、
気分不快訴えかわらなかった。

13:13、BP 105/84、PR 105、SpO2 89‐91。

13:15、BP 126/82、PR 106、SpO2 90。

「気持ち悪い」 と症状はかわらなかった。会話可能、日本昏睡尺度
(JCS;)は 1 であった。血圧は回復傾向にあったが、呼吸苦および血中酸
素濃度の回復が認められないため、救急隊を要請した。

13:22、BP 116/81、PR 108、SpO2 89。

13:30、救急搬送となった。(A 市立市民病院救急科に入院となった)。

報告者は、アナフィラキシーを重篤 (2023/11/30 から 2023/12/01 まで
入院) に分類し、アナフィラキシーとワクチンの因果関係を関連ありと
評価した。

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