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資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[1.9MB] (400 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html
出典情報 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》
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2023/12/25(ワクチン接種前)、体温は摂氏 36.7 度であった。

2023/12/26

04:00、患者は無熱性痙攣(非熱性けいれんとも報告され

た)を発現し、治療として食事に NaCl を添加した。

【臨床経過】

患者は、A 介護老人保健施設(老人保健施設)に入居中であった。

患者は全盲で認知症があったが会話は可能であった。

セッティングした食器から自力摂取可能であった。

2023/10/14 から 2023/12/08 まで、患者は気管支肺炎のために入院し、
施設に再入居した。療養で ADL は低下したが、施設への再入居後、(ADL
の)改善が見られた。

2023/12/25、患者はコロナウイルスワクチンを接種した(通算 6 回投
与)。過去のコロナワクチン接種では副反応があったとは聞いていなか
った。ワクチン接種後も、特に症状変化なく経過していた。

2023/12/26 04:00、患者は居室で大声を上げ、職員が訪室したところ、
全身強剛、けいれんが 1-2 分持続した。

その後、意識レベル低下と舌根沈下症状があった。患者は意識消失、い
びきを認めた為、B 病院に救急搬送した。検査中に意識回復し、後遺症
状も認めなかったが、混乱してい;たため、MRI 検査は困難であったが、
BrainCT では、明らかな梗塞、出血、血腫は認めなかった。採血で低 Na
血症(128mmol/l)、軽度 TSH 上昇のみ指摘された。

経過観察となり、施設へ帰った後は、意識、ADL ともに回復した。

食事に NaCl を添加し、経過観察された。

2024/01/12(令和 6 年)

20:00、患者は(判読難文字)の GTC を発症

し、B 病院に救急搬送され、入院した。

上記に基づき、事象はワクチン接種とは関係ないてんかん発作であった
と考える。

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