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令和5年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求 (22 ページ)

公開元URL https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/pdf/r5_zenki_shiori.pdf
出典情報 令和5年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求(6/13)《東京都》
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その担い手として不可欠なのが、デジタル人材、特にAIやデータサイエンス
に関する実践的な知見やスキルを有する人材である。国としても「AI戦略20
21」において、令和7年の実現を念頭に、年間約25万人の大学生等が数理・
データサイエンス・AIの応用基礎力を習得することなどを目標に掲げている。
一方、国の「IT人材需給に関する調査(令和元年3月)」では、AI分野に限っ
ても深刻な人材不足(令和12年14.5万人)が見込まれており、AIやデー
タサイエンスに精通した人材の確保・育成に向けて対策を講じることは、我が国
の喫緊の課題となっている。
多くの大学が集積する東京23区において、AIやデータサイエンス等の先端
分野の人材育成を進めることは、国の目標を早期に達成する上で欠かせないもの
であるため、
「AIやデータサイエンス等に関する分野」の大学定員を直ちに本規
制の例外とし、23区の大学を含む日本全体が総力を挙げてデジタル人材の育成
を加速していく必要がある。
<具体的要求内容>
(1)真の地方創生の実現のため、東京都を含む全ての地方自治体が自主性をも
って実効性のある施策を展開できるよう、権限と財源の拡充を図ること。
(2)日本全体の持続的な発展の妨げとなり得る本規制を、早期に撤回すること。
(3)デジタル人材の育成を早急に進めることは、我が国の国際競争力を高める
上での喫緊の課題である。とりわけ育成が急務である「AIやデータサイエ
ンス等に関する分野」での取組を加速するため、本規制の例外事項(法第1
3条)に、「AIやデータサイエンス等に関する分野の定員を増員する場合」
を直ちに追加すること。

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