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令和5年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求 (547 ページ)

公開元URL https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/pdf/r5_zenki_shiori.pdf
出典情報 令和5年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求(6/13)《東京都》
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今後、都内の養豚農家が安心して経営を継続していくためには、更なる対策が
必要であることから、以下の要求を行う。
<具体的要求内容>
(1)-① 野生イノシシの豚熱対策を確実に実施するため、家畜伝染病予防法
に基づき、野生イノシシの豚熱経口ワクチン散布を同法第 60 条第1項第8号
に定める農林水産大臣が特に必要と認める投薬として指定すること。
(1)-② 本事業に係る経費を各都道府県に対し国庫負担金として交付できる
よう早急に必要な規定を整備するとともに、野生イノシシの豚熱浸潤状況調
査及び経口ワクチン散布等に係る必要な財源を国が確保すること。
(1)-③ 経口ワクチンを承認済みの動物用医薬品として国内流通できる体制
を構築し、都道府県が円滑に経口ワクチンを確保できる体制を整えること。
(2)-① 近隣国で発生しているアフリカ豚熱の国内侵入を防止するため、空
港など水際での防疫体制を一層強化するとともに、可能な限り早期に飼養豚
及び野生イノシシに対するワクチンを開発すること。
(2)-② 野生イノシシにアフリカ豚熱が確認された場合の対策について、特
定家畜伝染病防疫指針に規定する都道府県による積極的な死体探索方法と
あわせ、死体の回収・処理方法について、国内の山岳地形等を踏まえた上で、
実現性のある手法を早急に開発すること。また、本手法に基づく対応を行っ
た都道府県に対し、十分な予算措置を行うこと。

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