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令和5年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求 (448 ページ)

公開元URL https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/pdf/r5_zenki_shiori.pdf
出典情報 令和5年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求(6/13)《東京都》
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がん対策の充実

(1)がん予防対策の充実
(提案要求先
(都所管局

厚生労働省)
福祉保健局)

(1)
「新たなステージに入ったがん検診の総合支援事業」において、
国の指針で定める検診間隔を踏まえた上で、乳がん・子宮頸が
んのクーポン券配布対象者を拡大すること。
(2)「がん対策推進基本計画(第三期)」において設定された精密
検査受診率90パーセントの目標に向け、精密検査受診の重要
性を国民へ普及啓発するとともに、区市町村に対し効果的な取
組事例を紹介する等の支援や、要精検者の精検受診結果が区市
町村に返送されるための仕組みを構築すること。
(3)職域におけるがん検診について、実施状況を把握するととも
に、質の向上を図るため、検診受診から精密検査までの精度管
理・事業評価ができるような仕組みを構築すること。
(4)乳がん検診の精度管理を維持するために、検診従事者に対す
る研修事業について、十分な財政措置を講じること。
(5)胃内視鏡検診の実施体制整備及び精度管理のため、検診従事
者に対する研修事業について、十分な財政措置を講じること。
(6)科学的根拠に基づいたがん検診を推進するため、新たな検査
方法に関する調査研究の充実を図り効果検証を進め、速やかに
情報提供すること。また、導入に当たっては、都や区市町村か
らの意見を聞き、区市町村にとって実効性のある実施方法を定
めるとともに、確実に財政措置すること。

<現状・課題>
国は、
「新たなステージに入ったがん検診の総合支援事業」において、平成29
年度から乳がん検診・子宮頸がん検診のクーポン配布対象を、初年度の受診対象
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