令和5年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求 (258 ページ)
出典
公開元URL | https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/pdf/r5_zenki_shiori.pdf |
出典情報 | 令和5年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求(6/13)《東京都》 |
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羽田空港の機能発揮に資する交通アクセス等の強化
(提案要求先
(都所管局
国土交通省)
都市整備局)
(1)都心に近く、24時間利用可能な空港である羽田空港の機能
を最大限に発揮するため、広域交通ネットワークの整備を推進
すること。
(2)今後の羽田空港の更なる機能強化に的確に対応するため、空
港アクセスの強化等を検討すること。
(3)深夜早朝時間帯の国際線発着枠を一層活用するため、深夜早
朝時間帯における交通アクセスの利便性の向上を図ること。
<現状・課題>
羽田空港は、都心に近く、24時間利用可能な空港である。このポテンシャル
を十二分に生かすためには、深夜早朝時間帯の交通アクセスの利便性の向上とと
もに、幹線道路や公共交通など、空港アクセスの一層の強化が重要である。
このため、広域交通ネットワークの整備を進めており、国道357号多摩川ト
ンネルについても平成27年度に事業着手した。
今後、国は、関係自治体等と連携を図りながら、羽田空港の機能強化に的確に
対応するため、空港アクセスの強化を検討する必要がある。
また、平成26年度、都は、国に協力し、深夜早朝時間帯のアクセスバス実証
運行を実施した。この成果を踏まえ、平成27年度から、民間が主体となり、国
・都県市等で構成される「東京国際空港の深夜早朝時間帯におけるアクセスバス
運行協議会」が支援を行い、運行を実施している。今後とも、深夜早朝時間帯の
国際線発着枠の活用のため、より一層の空港アクセスの利便性向上を図る必要が
ある。
<具体的要求内容>
(1)都心に近く、24時間利用可能な国際空港である羽田空港の機能を最大限
発揮する国道357号多摩川トンネルなどの空港と連結する広域交通ネット
ワークの整備を推進すること。
(2)今後の羽田空港の更なる機能強化に的確に対応するため、交通政策審議会
答申第198号で位置付けられた空港アクセスの強化に資する路線の実現に
向けて、財源の確保等必要な措置をとること。また、外環については、関越
道から東名高速間に引き続き整備していくため、羽田空港へのアクセス性を
確保しつつ、まずは東名高速から湾岸道路間の全区間の計画を早期に具体化
すること。さらに、空港構内道路においては、より一層の分かりやすい案内
誘導で、空港利用者の利便性向上を図ること。
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