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令和5年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求 (242 ページ)

公開元URL https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/pdf/r5_zenki_shiori.pdf
出典情報 令和5年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求(6/13)《東京都》
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都市高速鉄道整備の充実・強化

地下高速鉄道事業の補助金の確保
(提案要求先 国土交通省)
(都所管局 交通局・都市整備局)

災害対策・大規模改良工事等に必要な財源を継続的に確保すると
ともに、補助対象の拡大等を図ること。
<現状・課題>
東京の地下鉄は、首都機能や経済活動を支える重要な基盤であり、国際的な都
市間競争を勝ち抜き、持続可能な東京を実現するためには、その更なる充実が不
可欠である。そのため、都の地下鉄ネットワークを一体となって形成する都営地
下鉄と東京メトロの両地下鉄が必要な取組を進めていくことが重要である。
具体的には、国が令和2年12月に掲げた「防災・減災、国土強靱化のための
5か年加速化対策」において、激甚化する風水害や切迫する大規模地震等への対
策を重点的に取り組むべき対策としており、東京の地下鉄においてもこうした取
組を推進していく必要がある。
また、ホームドア整備による安全性の向上やエレベーター等バリアフリー設備
の充実を図るほか、輸送の安定性向上や利便性向上など輸送サービスの改善に資
する駅の大規模改良等についても引き続き進めていかなければならない。加えて、
「公共交通機関の旅客施設に関する移動等円滑化整備ガイドライン」の改訂を踏
まえ、ホームと車両の段差・隙間対策にも取り組んでいく必要がある。
コロナ禍により乗車料収入が大幅に減少するなど厳しい事業環境の中にあっ
ても、こうした取組を着実に推進していくためには、地下高速鉄道整備事業費補
助制度による両地下鉄への財政的な支援が不可欠である。
<具体的要求内容>
地下高速鉄道整備事業費補助制度について、耐震補強、浸水対策、大規模改良
工事に必要な財源を継続的に確保するとともに、段差・隙間への対策についても
補助対象とする等、支援の充実を図ること。

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