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家庭における高速インターネット回線の整備
（都所管局

（提案要求先 総務省）
デジタルサービス局・教育庁）

デジタルトランスフォーメーション推進に向けては、各家庭にお
ける通信環境が重要であることから、社会インフラとして家庭にお
ける高速インターネット回線の整備を行うこと。
＜現状・課題＞
新型コロナウイルスとの戦いの中で、国民の暮らしには大きな変化が生じ、教
育の分野におけるオンライン授業への対応など、生活の様々な場面でデジタルツ
ールの活用が進展している。一方で、家計支出に占める通信費が増加しており、
低所得世帯等に対する一層きめ細やかな支援措置が必要な状況にある。
また、今回のコロナ禍における対応を見ても、世界と比較して我が国の行政や
企業、家庭におけるデジタルシフトは遅れており、それが社会の構造的な課題と
なっていることが浮き彫りとなっている。
今後、社会全体のデジタルトランスフォーメーションを進めていく上では、社
会インフラのラストワンマイルともいうべき各家庭の通信環境の格差を是正し、
行政手続のオンライン化など、あらゆる家庭に対してクオリティの高い行政サー
ビスを届けることが必要である。
＜具体的要求内容＞
社会インフラとして全ての家庭における通信環境を整備するため、被保護世帯
及び低所得世帯等に対して必要な措置を講じること。

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