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観光産業の早期回復に向けた取組の充実【最重点】
（提案要求先 観光庁）
（都所管局 産業労働局）

（１）インバウンド需要の回復に向けた戦略を示し、必要な取組を
段階的に推進するとともに、観光地が安心して外国人旅行者を
受け入れることができるよう取り組むこと。
（２）インバウンド需要回復を見据え、外国人旅行者等に対する受
入環境整備を推進するとともに、観光産業が着実に回復の軌道
に乗るよう、観光関連事業者の多様な取組への支援を継続する
こと。
＜現状・課題＞
ワクチン接種の進展により、海外では観光目的の入国者に対する制限の緩和が
加速している。我が国でも水際対策の緩和の動きがある一方、入国制限の急激な
緩和による感染拡大の影響を心配する声もある。
また、外国人旅行者の受入環境については、東京２０２０大会に向けて進めて
きた多言語対応や通信環境の整備などにより、訪都外国人旅行者の満足度の向上
につながってきた。今後、インバウンド需要回復を見据え、免税販売手続におけ
る利便性の更なる向上、多様な文化・習慣に配慮した受入環境整備等を着実に進
めていく必要がある。合わせて、インバウンド需要回復の過渡期においては、旅
行需要の回復に備えて、観光関連事業者の新たな取組等を強力に後押しする必要
がある。
こうした取組により、観光産業の早期回復につなげていくことが求められる。
＜具体的要求内容＞
（１）－① インバウンド需要の回復を着実に進めていくため、我が国のインバ
ウンド受入再開の条件やロードマップを示し、必要な取組を段階的に推進し
ていくこと。
（１）－② 国民や観光関連事業者に対して、インバウンド受け入れのための安
全対策を周知し、観光地が安心して外国人旅行者を受け入れることができる
よう取り組むこと。
（２）－① 外国人旅行者への免税販売に関して、引き続き、事業者等への普及
啓発や免税販売手続の効率化などを通じて、免税店舗のさらなる拡大等につ
なげるとともに、旅行者の一層の利便性の向上を図ること。
（２）－② 食事や生活上の習慣に一定の要件がある外国人旅行者のニーズにき
め細かく対応するため、外国人旅行者が多く集まる空港や鉄道ターミナル、

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