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令和5年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求 (248 ページ)

公開元URL https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/pdf/r5_zenki_shiori.pdf
出典情報 令和5年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求(6/13)《東京都》
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踏切対策推進のための制度の創設・拡充
(提案要求先 国土交通省)
(都所管局 都市整備局・建設局)

早期に実施可能な踏切対策を一層推進すること。
<現状・課題>
東京都では、平成16年6月に策定した「踏切対策基本方針」に基づき、踏切
対策を推進してきた。
しかし、未だ東京都内に残されている約1,050か所の踏切では、交通渋滞
や踏切事故等の様々な問題が発生しており、こうした踏切における問題を解消す
る必要がある。東京都では、現在、連続立体交差事業などの抜本的な対策を積極
的に推進している。
一方で、立体化には多くの時間を要するため、早期に実施可能な対策として、
踏切システムの改善や踏切道の拡幅など、地域の状況に応じた対策を促進してお
り、今後も引き続き、こうした対策を一層推進することが課題となっている。
<具体的要求内容>
踏切対策を総合的かつ計画的に推進するためには、早期に実施可能な対策を一
層推進する必要がある。
(1)踏切における安全性を確保しつつ、交通処理能力を拡大する観点から、鉄
道事業者による踏切システムの改善や高度化を図る事業について、道路交通
円滑化を推進するための必要な措置を講じること。
(2)踏切における安全性を向上させるため、鉄道事業者による踏切保安設備の
整備を促進するための財源の確保など必要な措置を講じること。
(3)鉄道交差部における交通の円滑化及び安全性の確保の観点から、踏切道改
良促進法で改良すべき踏切道に指定された踏切道の拡幅、歩道橋・地下道の
設置及び道路立体化を促進するための個別補助制度が令和3年度より創設さ
れた。引き続き、必要な財源を確保し、確実に配分すること。
(4)生活拠点駅周辺のボトルネック踏切等を解消し、駅周辺のまちづくりを推
進することを可能とするため、局所的に鉄道立体化を行うことのできる制度
を創設すること。

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