令和6年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求 (154 ページ)
出典
公開元URL | https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/PDF/r6_zenki.pdf |
出典情報 | 令和6年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求(6/15)《東京都》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
長周期地震動対策の推進
(提案要求先
(都所管局
国土交通省)
都市整備局)
超高層建築物等が多く建設されている首都東京の安全を確保する
ため、超高層建築物等の構造方法を認定した国の責務として、更な
る長周期地震動対策を早急に取りまとめ、建物所有者等に対し対策
を講じるよう、要請すること。
<現状・課題>
東日本大震災では、都内の超高層建築物において、大きな揺れが長い間、観測
された。
国土交通省は、平成28年6月に「超高層建築物等における南海トラフ沿いの
巨大地震による長周期地震動対策について」を公表した。
内閣府においては、関東地域などに影響が大きいとされる相模トラフ沿いの巨
大地震による長周期地震動の検討が進められており、国土交通省ではこれら調査
研究の結果を踏まえて、建築物に対応した検証用地震動の作成等、必要な対策を
行っていく予定としている。
いつ発生するか分からない巨大地震への備えを万全にしていくためにも、建物
所有者等による長周期地震動対策を早急に講じる必要がある。
<具体的要求内容>
超高層建築物等が多く建設されている首都東京の安全を確保するため、超高層
建築物等の構造方法を認定した国の責務として、関東地域などに影響が大きいと
される相模トラフ沿いの巨大地震による具体的な長周期地震動対策を早急に取り
まとめ、建物所有者等に対し対策を講じるよう、要請すること。
- 148 -