令和6年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求 (215 ページ)
出典
公開元URL | https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/PDF/r6_zenki.pdf |
出典情報 | 令和6年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求(6/15)《東京都》 |
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東京外かく環状道路の整備促進【最重点】
(提案要求先 国土交通省)
(都所管局 建設局・都市整備局)
(1)外環(関越道~東名高速)については、首都圏における交通
・物流の根幹を成す重要な道路である。有料道路事業の活用を
基本としつつ、整備に必要な財源を十分に確保し、早期に開通
すること。
事業の実施に当たっては、安全を最優先に工事を進めるとと
もに、コスト縮減に努めること。また、都が受託している青梅
街道インターチェンジの用地取得が円滑に進むよう、相互に連
携して取り組むこと。
(2)「対応の方針」を国の責任において確実に履行すること。
また、外環の整備に併せ、ジャンクションやインターチェン
ジ周辺等におけるまちづくりなどについて、都や沿線区市と協
力し推進すること。
(3)外環(東名高速~湾岸道路)については、関越道~東名高速
間に引き続き整備していくため、「東京外かく環状道路(東名
高速~湾岸道路間)計画検討協議会」における議論も踏まえ、
羽田空港へのアクセス性を確保しつつ、まずは東名高速~湾岸
道路間の全区間の計画を早期に具体化すること。
<現状・課題>
東京が日本経済のエンジンとして、我が国の成長をけん引するため、また、災
害時における首都東京の安全・安心を確保するためには、首都圏の陸・海・空の
交通・物流ネットワークの強化が極めて重要である。
とりわけ、首都圏における交通・物流の根幹を成す外環は、渋滞緩和によるヒ
ト・モノのスムーズな流れの確保、首都直下地震など大規模災害時における避難
・救急活動ルートの確保など、様々な効果が期待されている。平成30年6月に
は、千葉区間が開通し、東関東道から関越道までの4つの高速道路が外環道で結
ばれ、都内を通過する交通が外環に転換するなどの整備効果が発現している。し
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