令和6年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求 (86 ページ)
出典
公開元URL | https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/PDF/r6_zenki.pdf |
出典情報 | 令和6年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求(6/15)《東京都》 |
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国立研究開発法人防災科学研究所(以下「防災科研」という。)が保有する
東日本太平洋沖の地震津波観測網であり、気象庁が防災科研と連携し、S-n
etの観測データを緊急地震速報に活用することで、東日本太平洋沖で発生す
る地震に対して緊急地震速報発表の迅速化が期待され、令和元年6月27日か
ら運用を開始した。
なお、運用開始当初はS-netの観測点のうち、日本海溝より陸側の観測
点のデータを活用していたが、令和2年3月24日から、日本海溝より東側の
観測点のデータも活用している。(全 6 系統 150 ヵ所)
(7)人工知能と物理モデルを組み合わせたハイブリッド予測手法について
防災科研が進める「地震・津波予測技術の戦略的高度化」のプロジェクト研
究にて、人工知能(AI)と物理モデルに基づく地震動予測式を組み合わせたハ
イブリッド予測手法を新たに開発した。この成果をもとに研究をさらに進める
ことにより、将来の地震災害に備えるための地震ハザード評価や地震発生直後
の緊急地震速報の精度向上につながることが期待されている。
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