令和6年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求 (659 ページ)
出典
公開元URL | https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/PDF/r6_zenki.pdf |
出典情報 | 令和6年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求(6/15)《東京都》 |
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教科書事務における効率化
(提案要求先 文部科学省)
(都所管局 教育庁)
効率的に教科書事務を進める上で支障となっている文部科学省作
成「教科書事務執行管理システム」を抜本的に改修すること。
<現状・課題>
教科書の需要数及び受領冊数については、文部科学省が運用している教科書事
務執行管理システムにより、各学校、設置者及び都道府県が報告書を作成し、国
へ提出することとなっており、令和3年12月の文部科学省の通知により、提出
書類の電子媒体での送付・保存が可能となったところである。しかし、同システ
ムについては、域内の学校等から「システムが煩雑である」、「動作が遅く操作
に長時間を要する」、「ヘルプデスクへ質問した後、数週間返答が得られない」
といった声が多数寄せられている。東京都としても再三の機能改修を求めている
が、いまだ実行されていない。このため、とりわけ学校数の多い東京都において
は、域内全学校が同システムのみを使用して期日までに報告を行うことは不可能
であると判断し、東京都独自の様式を併用した上で、報告のための集計作業を行
っている。これにより、東京都における事務が煩雑になっているほか、ペーパー
レス化推進の支障となっている。
<具体的要求内容>
教科書事務執行管理システムを抜本的に改修し、「誰でも」、「分かりやすく」、
「短時間で」事務処理が行えるようにすること。
また、現在のヘルプデスクに相当するサポート体制を整備する場合、少なくと
も繁忙期には、質問を受けてから一両日中に回答できるような体制を整えること。
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