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令和6年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求 (289 ページ)

公開元URL https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/PDF/r6_zenki.pdf
出典情報 令和6年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求(6/15)《東京都》
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魅力的な水辺空間の創造に対する支援の拡大
(提案要求先 国土交通省)
(都所管局 港湾局)

人々が集い、憩う魅力的な水辺空間を創造していくため、
(1) 運河の環境を改善する汚泥しゅんせつ・覆砂事業に必要な財
源を確保すること。
(2) 海上公園の整備に必要な財源の確保及び補助対象施設の拡充
を図ること。
(3) 東京港の水質を改善する海浜の整備等に必要な財源を確保す
ること。
<現状・課題>
東京港では、海辺や運河等の水辺を生かした新たなまちづくりが進むとともに、
近年、住民に身近な水辺では、イベント開催が盛んに行われている。
このため都は、東京港の親水空間の創出及び自然環境の保全・再生を目的に自
然の水質浄化機能として重要な役割を果たす海浜等の整備や運河部において臭気
や水質悪化の原因となる汚泥のしゅんせつ・覆砂、緑の量の確保に向けた海上公
園の整備に取り組んできた。
こうした取組を更に充実させ、今後もより一層魅力的な水辺空間を創造してい
くためには、引き続き運河部での汚泥しゅんせつ及び覆砂事業を着実に進めてい
くとともに、新たな浅場や干潟などの海浜整備を推進する必要がある。
なお、汚泥しゅんせつにおいては、関係法の失効に伴い、暫定的な財政措置は
されているものの、運河における良好な水環境を保つためには、継続的にしゅん
せつを行っていく必要があり、そのための財政措置は不可欠である。
また、ダイオキシン類等の有害物質が確認された際には、これらの有害物質の
処分を適切に行う必要がある。あわせて、海上公園についても海辺という立地特
性を更に生かした整備を進めることで、魅力的な水辺空間の形成を図る必要がある。
<具体的要求内容>
(1)運河における良好な水環境の再生のため、汚泥しゅんせつ・覆砂事業を継
続的に実施するために、必要となる財源を確保すること。
(2)更なる魅力的な水辺空間の創造に向けて、海上公園の整備に必要な財源の
確保及び補助対象施設の拡充を図ること。
(3)自然の水質浄化機能として重要な役割を果たす海浜の整備等に必要な財源
を確保すること。

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