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令和6年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求 (612 ページ)

公開元URL https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/PDF/r6_zenki.pdf
出典情報 令和6年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求(6/15)《東京都》
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東京 2020 大会レガシーを生かしたスポーツ振興
事業の推進



2025年世界陸上競技選手権大会及びデフリンピック大会開
催への全面的支援【最重点】
(提案要求先 スポーツ庁)
(都所管局 生活文化スポーツ局)

2025年世界陸上競技選手権大会(以下「世界陸上」という。

及びデフリンピック大会(以下「デフリンピック」という。)の開
催に向け、国を挙げて全面的に支援すること。
<現状・課題>
都では、世界陸上及びデフリンピックそれぞれの招致主体である公益財団法人
日本陸上競技連盟及び一般財団法人全日本ろうあ連盟からの要請を受け、国やス
ポーツ界とともに、2025年大会の東京での開催を目指す両団体の取組を応援
してきた。
昨年、両大会の東京開催が決まり、2025年には再び、大規模な国際スポー
ツ大会が日本で開催されることとなった。両大会の成功には、関係者の密接な連
携はもとより、政府の全面的な協力が不可欠である。
両大会は、都民・国民、とりわけ次代を担う子供たちに、スポーツの価値、感
動や勇気を届ける大きな機会となる。また、年齢や国籍、性別、障害の有無に関
わらず誰もがスポーツを楽しむ機会を創出し、世界に向けて多様性の大切さを力
強く発信する絶好の機会ともなる。都は、こうした両大会開催の意義を踏まえ、
両大会を通じて都が目指す姿を「ビジョン 2025 スポーツが広げる新しいフィー
ルド」として取りまとめ、国際スポーツ大会の成功に向けて必要な取組を行って
いくこととした。
国際スポーツ大会開催への支援は、スポーツ基本計画に定める通り、東京 2020
大会のレガシーの継承・発展に大きく資するものである。スポーツの一層の振興
につなげるとともに、情報保障の充実も含め、真の共生社会実現を目指していく
ためにも、大会開催に向けて国が財政面を含めた全面的な支援を打ち出すべきで
ある。
なお、大会に向けては、国の「大規模な国際又は国内競技大会の組織委員会等
のガバナンス体制等の在り方に関する指針」や、都が策定した「国際スポーツ大
会への東京都の関与のガイドライン」を踏まえ、両大会が透明で公正な大会とな
り、都民・国民の信頼を得ることができるよう、取組を進めていくこととしてい
る。

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