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令和6年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求 (340 ページ)

公開元URL https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/PDF/r6_zenki.pdf
出典情報 令和6年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求(6/15)《東京都》
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エミッション化が重要な課題となっている。
大型荷役機械であるタイヤ式門型クレーンについては、近年FC換装型の
機種が製品化されており、こうした荷役機械の導入が進むことで排出量の削
減が期待されるが、水素を燃料とするこれらの荷役機械や車両等の導入に当
たっては、水素供給設備を含む導入費用が高額であることが、普及推進を妨
げる要因となっている。加えて、港内でCO₂フリーな電力を確保するための
FC型発電システム等、新たな水素需要も想定されているが、従前の化石燃
料と比較した調達価格の差が大きいままでは、利用促進が困難である。
東京港におけるカーボンニュートラルポートの早期形成に向け、荷役機械
等の導入費用及び運用費用について、十分な財政支援を行うこと。
また、24時間365日稼働する港湾のターミナルにおいて、大口の水素
需要に対して継続的かつ安定的に水素を供給することを念頭に、特にFC型
荷役機械の安全かつ円滑な導入に向け、安全対策、管理体制及び作業手順等
に係るガイドラインや運用マニュアルを提示すること。
(12)水素エネルギーの利用拡大には、国民の理解が重要であることから、水素
を利用する意義や水素の将来性等に関して、製品や技術開発の動向を踏まえ
つつ更なる普及啓発を図ること。

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