令和6年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求 (666 ページ)
出典
公開元URL | https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/PDF/r6_zenki.pdf |
出典情報 | 令和6年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求(6/15)《東京都》 |
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CBRNE災害に備える体制整備
(提案要求先
内閣官房・厚生労働省・原子力規制庁)
(都所管局 総務局・福祉保健局)
(1)CBRNE災害で必要とされる特殊医療に関する国立専門セ
ンターを設置すること。
(2)放射性物質、爆薬の原料となりうる薬品等の管理を強化する
こと。
<現状・課題>
CBRNE(C:化学剤、B:生物剤、R:放射性物質、N:核物質、E:爆
発物)災害が発生した場合は、住民にも甚大な被害が想定され、首都東京を守る
対応力の強化が一層必要となっている。
<具体的要求内容>
(1)災害時において、災害現場に専門医師を派遣し、起因物質の特定や活動部
隊への助言及び特異症状から診断を行うための国立の専門センターを首都圏
に設置すること。また、治療に当たる医療機関への助言や、高度専門的処
置が必要な患者を収容し専門治療を行うこと。平常時は、CBRNE災害
に対する調査・研究・情報収集や医療機関に対する研修、訓練等の指導を
行うこと。
(2)研究所・病院等において、放射性物質の保管・管理を徹底するとともに、
爆薬の原料となりうる薬品については、毒物及び劇物取締法(昭和25年法
律第303号)の対象とならないものでも、法令による規制の対象とするな
ど、改善策の推進を図ること。
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