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児童ポルノの自画撮り被害をはじめＳＮＳの
利用に起因する性被害等から青少年を守る施策
の充実
（提案要求先

こども家庭庁・警察庁・総務省・法務省）
（都所管局 生活文化スポーツ局）

（１）青少年が児童ポルノの自画撮り被害をはじめ、ＳＮＳの不適
切な利用に起因する性被害等に遭わないようにするため、ＳＮ
Ｓ事業者に自主的な対策の徹底を要請するとともに、必要に応
じ、児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに
児童の保護等に関する法律の改正をはじめ、ＳＮＳ事業者やＳ
ＮＳユーザーを想定した規制の在り方を検討すること。
（２）国が実施している子供の性被害防止プラン（児童の性的搾取
等に係る対策の基本計画）２０２２に基づく関係府省庁による
取組や、ＳＮＳに起因する性被害等の実態、児童の性的搾取等
の撲滅に向けた官民連携の会議等を通じた各種取組及び調査研
究など、都道府県による被害防止に向けた普及啓発等の対策に
資する情報提供を行うこと。

＜現状・課題＞
スマートフォンの普及やインターネット利用の低年齢化に伴い、青少年（１８
歳に満たない者）のインターネット上のトラブルが顕著となっており、都に寄せ
られる相談においても、児童ポルノ等の性的な画像等に関するトラブル相談が多
く寄せられている。
一旦被害に遭い、画像がインターネット上に流出すると、回収は困難で、青少
年の健全育成上深刻な事態を招くことから、被害の未然防止を図ることが喫緊の
課題である。
都では、東京都青少年の健全な育成に関する条例（昭和３９年東京都条例第１
８１号）を改正し、青少年に「自画撮り画像」を不当に求める行為の禁止等を定
めたところである。
また、近年急速に普及しているＳＮＳにおいては、不適切な利用に起因した青
少年の性被害等の増加が全国的な問題となっている。警察庁の統計によると、令
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