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令和6年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求 (331 ページ)

公開元URL https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/PDF/r6_zenki.pdf
出典情報 令和6年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求(6/15)《東京都》
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水素社会の実現に向けた取組の加速【最重点】

(提案要求先

総務省・消防庁・経済産業省・資源エネルギー庁・国土交通省
・環境省)
(都所管局 産業労働局・都市整備局・環境局・港湾局・交通局)

(1)改定後の「水素基本戦略」を踏まえ、水素社会の実現に資す
る具体的な施策が早期に実施されるようロードマップを作り、
国として最大限の役割を果たすこと。加えて「グリーンイノベ
ーション基金」も活用しながら、大規模な水素需要創出、大量
かつ安定的な水素供給の確立に向けた取組や技術開発支援を
進めるなど、水素の社会実装化に向けた取組を加速すること。
(2)水素製造設備、定置用燃料電池、水素燃料ボイラー、燃料電
池車両及び水素ステーション等の導入について、メーカー、機
器や車両の導入事業者、水素ステーション運営事業者等が長期
的な視点をもって事業展開ができるよう、複数年度にわたる継
続的かつ柔軟な財政支援を行うとともに、支援対象の拡大を図
ること。とりわけ、中小企業に配慮すること。
また、税制の優遇措置による実装化に向けた支援策を強化す
ること。加えて、技術開発の動向等に即した安全性評価の仕組
みの整備を支援すること。
(3)家庭用、業務・産業用燃料電池や純水素型燃料電池などの定
置用燃料電池について、積極的な普及を図るための財政支援を
行うこと。
(4)非ガソリン車、特に燃料電池自動車を含むZEVへシフトを
することが、経済的にもメリットをもたらすよう、購入時の補
助の拡充に加え、首都高速道路など高速道路等の利用に対する
インセンティブ付与など、新たな優遇制度の創設や、規制的手
法の導入など、より積極的な政策展開を行うこと。
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