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参考資料3 診断基準等のアップデートの概要 (102 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46002.html
出典情報 厚生科学審議会・社会保障審議会(合同開催) 厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会(第73回 11/26)社会保障審議会小児慢性特定疾病対策部会小児慢性特定疾病対策委員会(第4回 11/26)(合同開催)《厚生労働省》
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<重症度分類>
中等症以上を対象とする。
評価法
1)セクション1~3について
セクション毎に点数の平均をとり、さらに3つのセクションの平均をとる。
軽症: 平均が2未満
中等症:平均が2以上
重症: 平均が3以上
なお尚、小児(6歳以上)で評価が困難な場合は、評価できた項目の平均点を用いる。

2)セクション4~9について
点数3数 3 以上のセクションが2つ以上又は、点数4以上のセクションが1つ 1 つ以上ある場合は、重症とする。
また、点数2以上のセクションが2つ以上又は、点数3以上のセクションが1つ 1 つ以上ある場合は中等症とする。
それ以外の場合で、何らかのセクションに点数がある場合を軽症とする。全てすべてのセクションに点数がない
場合を正常とする。
3)総合評価
セクション1~3とセクション4~9の評価のうち、重症度が高い方を総合的な重症度とする。ただし但し、共に
中等度の場合は、少なくとも2つ以上の臓器に中等度障害があると判定できるので、総合的な評価を重症とする。
セクション1:日常生活動作(ADL)
A.会話
0 正常
1 軽度障害

会話は理解できる。

2 中等度障害 聴きなおされること事がある。
3 重度障害

しばしば聴きなおされる。

4 最重度障害 ほとんど内容が聞き取れない。
B.嚥下
0 正常
1 まれにむせる。
2 時にむせる。
3 刻み食あるいはペースト食
4 経管栄養または胃瘻
C.書字
0 正常
1 軽度障害

わずかに小字あるいはゆっくり書字