参考資料3 診断基準等のアップデートの概要 (496 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46002.html |
出典情報 | 厚生科学審議会・社会保障審議会(合同開催) 厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会(第73回 11/26)社会保障審議会小児慢性特定疾病対策部会小児慢性特定疾病対策委員会(第4回 11/26)(合同開催)《厚生労働省》 |
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ると再発することが多い。
好酸球性胃腸炎(EGE)は、全身性のステロイド薬が使用されることが多い。しかし、根本的に炎症を寛
解させることが難しいため、長期にわたって使用せざるを得ないステロイド薬の副作用、つまり糖尿病、骨
粗鬆症、うつ状態などに苦しむことが多い。
5.予後
腸閉塞、腸破裂、腹膜炎、低蛋白血症、発達遅滞、ショック(循環不全)などがある。
○ 要件の判定に必要な事項
1.患者数(令和元年度医療受給者証保持者数)
約 5,000830 人(研究班による)
2.発病の機構
不明(好酸球の活性化に関与するサイトカインの影響が示唆されている。)
3.効果的な治療方法
未確立(根本的治療法なし。)
4.長期の療養
必要(食道や胃腸の正常な機能が障害、慢性炎症が持続。)
5.診断基準
あり(研究班の診断基準等)
6.重症度分類
中等症以上を対象とする。
○ 情報提供元
「消化管を主座とする乳児~成人の好酸球性炎症症候群の診断治療法開発、疫学、病態解明に関する 消
化管疾患、良質な医療の確保を目指す診療提供体制構築のための研究」
研究代表者 国立成育医療研究センター 免疫アレルギー研究部および好酸球性消化管疾患研究室、アレ
ルギー科アレルギーセンター
上級研究員室長 野村 伊知郎