参考資料3 診断基準等のアップデートの概要 (168 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46002.html |
出典情報 | 厚生科学審議会・社会保障審議会(合同開催) 厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会(第73回 11/26)社会保障審議会小児慢性特定疾病対策部会小児慢性特定疾病対策委員会(第4回 11/26)(合同開催)《厚生労働省》 |
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科外科的治療、血管内治療によって長期予後の改善が期待できる。比較的短期間で炎症が沈静化して免
疫抑制薬からを離脱できる症例もあるが、長期に持続する投与が必要となることが多い。高安動脈炎は若
い女性に好発するため、妊娠、出産が問題となるケースが多い。炎症所見がなく、重篤な重症臓器障害を
認めず、心機能に異常がなければ基本的には妊娠・出産は可能である。しかし、一部の症例では妊娠・出
産を契機として炎症所見が再燃し、血管炎が再燃することがある。
○ 要件の判定に必要な事項
1.患者数(令和元年度医療受給者証保持者数)
約 7,0004,463 人
2.発病の機構
不明
3.効果的な治療方法
未確立(根治療法なし。)
4.長期の療養
必要(重篤な合併症や再燃がある。)
5.診断基準
あり
6.重症度分類
高安動脈炎の重症度分類を用いて、III 度以上を対象とする。
○ 情報提供元
「難治性疾患政策研究事業
難治性血管炎の医療水準・患者 QOL 向上に関する調査資する研究班」(難治性血管炎班)
研究代表者 東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センター 特任教授 針谷正祥 (東京女子医科大学医学
部内科学講座膠原病内科学分野・教授)