参考資料3 診断基準等のアップデートの概要 (15 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46002.html |
出典情報 | 厚生科学審議会・社会保障審議会(合同開催) 厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会(第73回 11/26)社会保障審議会小児慢性特定疾病対策部会小児慢性特定疾病対策委員会(第4回 11/26)(合同開催)《厚生労働省》 |
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生活における重症度分類で2以上または、modified Rankin Scale(mRS)、食事・栄養、呼吸のそれぞれの評価ス
ケールを用いて、いずれかが3以上を対象とする。
生活における重症度分類
1.学校生活・家事・就労はおおむね可能。
2.学校生活・家事・就労は困難だが、日常生活(身の回りのこと)はおおむね自立。
3.自力で食事、排泄、移動のいずれか一つ以上ができず、日常生活に介助を要する。
4.呼吸困難・痰の喀出困難、あるいは嚥下障害がある。
5.非経口的栄養摂取(経管栄養、胃瘻など)、人工呼吸器使用、気管切開を受けている。
日本版modified Rankin Scale (mRS) 判定基準書
modified Rankin Scale
0
まったく症候がない
参考にすべき点
自覚症状および他覚徴候がともにない状態で
ある
1
症候はあっても明らかな障害はない:
自覚症状および他覚徴候はあるが、発症以
日常の勤めや活動は行える
前から行っていた仕事や活動に制限はない状
態である
2
軽度の障害:
発症以前から行っていた仕事や活動に制限
発症以前の活動がすべて行えるわけではな
はあるが、日常生活は自立している状態であ
いが、自分の身の回りのことは介助なしに行
る
える
3
中等度の障害:
買い物や公共交通機関を利用した外出などに
何らかの介助を必要とするが、歩行は介助な
は介助を必要とするが、通常歩行、食事、身
しに行える
だしなみの維持、トイレなどには介助を必要と
しない状態である
4
中等度から重度の障害:
通常歩行、食事、身だしなみの維持、トイレな
歩行や身体的要求には介助が必要である
どには介助を必要とするが、持続的な介護は
必要としない状態である
5
重度の障害:
寝たきり、失禁状態、常に介護と見守りを必要
とする
6
死亡
日本脳卒中学会版
常に誰かの介助を必要とする状態である