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参考資料3 診断基準等のアップデートの概要 (915 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46002.html
出典情報 厚生科学審議会・社会保障審議会(合同開催) 厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会(第73回 11/26)社会保障審議会小児慢性特定疾病対策部会小児慢性特定疾病対策委員会(第4回 11/26)(合同開催)《厚生労働省》
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する場合には成長ホルモン投与を行う。
5.予後
活性型ビタミン D 投与を継続することで低カルシウム血症は是正され、これによる症状はほぼなくなるが、
過剰なビタミン D 投与による尿路結石、腎機能低下が治療にともなう合併症となることがある。AHO は全て
の症例にみられる訳ではなく、症状の程度も多様であるが、異所性皮下骨化は発生した部位、大きさによ
っては運動制限、生活制限の原因となる。異所性骨化に対しては、外科的切除以外対処方法がないが、同
一部位に再発することもある。知能障害の程度も多様であるが、ホルモン補充療法によっては改善しないも
のと考えられている。
○ 要件の判定に必要な事項
1. 患者数(令和元年度医療受給者証保持者数)
約 400100 人未満
2. 発病の機構
不明(GNAS 遺伝子の関連が示唆されている。)
3. 効果的な治療方法
未確立(対症療法のみである。)
4. 長期の療養
必要
5. 診断基準
あり(ホルモン受容機構異常に関する調査研究班。)
6. 重症度分類
重症度分類を用いて重症を対象とする。
○ 情報提供元
「ホルモン受容機構異常に関する調査研究班」
千葉県こども病院 診療部長 皆川真規研究代表者 大阪大学


大学院医学系研究科

教授

大薗