参考資料3 診断基準等のアップデートの概要 (619 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46002.html |
出典情報 | 厚生科学審議会・社会保障審議会(合同開催) 厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会(第73回 11/26)社会保障審議会小児慢性特定疾病対策部会小児慢性特定疾病対策委員会(第4回 11/26)(合同開催)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
⑤ 敷石様皮質異形成:神経細胞及びグリア細胞が過剰な移動(遊走)を生じてグリア境界膜を突き破り、くも
膜下腔に突出した脳回を生じ、脳表が丸石をしきつめたような結節性の外観を示す。
⑥ 裂脳症:脳軟膜から側脳室上衣細胞層にまで達する cleft(裂溝)の形成
⑦ 孔脳症:脳室との交通を有する嚢胞又は空洞がみられる。
その他の画像所見
① 単純脳回:小頭に伴い脳回の数が減少する。皮質層の厚さは正常である。
② 脳梁欠損:脳梁の一部又は全部の欠損
③ 脳幹・小脳の形成異常:脳幹又は小脳の低形成、形態異常
<診断のカテゴリー>
てんかん発作や知的障害などの症状から脳構造異常を疑い、画像検査でそれぞれの病型のいずれかを確
定することで診断する。