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参考資料3 診断基準等のアップデートの概要 (280 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46002.html
出典情報 厚生科学審議会・社会保障審議会(合同開催) 厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会(第73回 11/26)社会保障審議会小児慢性特定疾病対策部会小児慢性特定疾病対策委員会(第4回 11/26)(合同開催)《厚生労働省》
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<診断基準>
Definite を対象とする。
Yamaguchi らの分類基準(1992 年)
A:大項目
1) 39℃以上の発熱が1週間以上続く
2) 関節症状が2週間以上続く
3) 定型的な皮膚発疹
4) 80%以上の好中球増加を伴う白血球増多(10000/mm3 以上)
B:小項目
1) 咽頭痛
2) リンパ節腫脹あるいは脾腫
3) 肝機能障害
4) リウマトイド因子陰性及び抗核抗体陰性
C:除外項目
1) 感染症(特に敗血症、伝染性単核球症)
2) 悪性腫瘍(特に悪性リンパ腫)
3) 膠原病(特に結節性多発動脈炎、悪性関節リウマチ)
※16 歳未満の症例に対しても上記診断基準は適用される。
<診断のカテゴリー>
大項目中 Definite:A の2項目以上に該当し、かつ、小項目の各項目を含めて満たし、かつ A と B を合わせて5
項目以上に該当する場合に成人スチル病と診断する。
ただし、大項目、小項目に該当する事項であってもし、かつ C を除外項目に該当する場合は除外するしたもの。