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参考資料3 診断基準等のアップデートの概要 (542 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46002.html
出典情報 厚生科学審議会・社会保障審議会(合同開催) 厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会(第73回 11/26)社会保障審議会小児慢性特定疾病対策部会小児慢性特定疾病対策委員会(第4回 11/26)(合同開催)《厚生労働省》
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<診断基準>
Definite、Probable を対象とする。
絶対基準:以下を全て満たす。
(1) 原因不明の脊髄炎(下記の除外すべき疾患が除外されていること。)
(2) 抗原特異的 IgE 陽性
(3) Barkhof の MS の脳 MRI 基準を満たさない。
病理基準:
脊髄生検組織で、血管周囲リンパ球浸潤や好酸球の浸潤を認め、肉芽腫を伴う事もある。
相対基準:
(1) 現在又は過去のアトピー性疾患歴
(2) 高 IgE 血症(>240U/mL)
(3) 髄液中 IL9(>14.0pg/mL)又は CCL11(>2.2pg/mL)
(4) オリゴクローナルバンドなし
除外すべき疾患:寄生虫性脊髄炎、多発性硬化症、膠原病・血管炎、HTLV-1 関連脊髄症、サルコイドーシス、
視神経脊髄炎、神経梅毒、頸椎症性脊髄症、脊髄腫瘍、脊髄血管奇形・動静脈瘻
<診断のカテゴリー>
Definite: A:絶対基準+病理基準
B:絶対基準+相対基準(1~3)のうち2個以上+相対基準(4)
Probable:A:絶対基準+相対基準(1~3)のうち1個+相対基準(4)
B:絶対基準+相対基準(1~3)のうち2個以上