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参考資料3 診断基準等のアップデートの概要 (484 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46002.html
出典情報 厚生科学審議会・社会保障審議会(合同開催) 厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会(第73回 11/26)社会保障審議会小児慢性特定疾病対策部会小児慢性特定疾病対策委員会(第4回 11/26)(合同開催)《厚生労働省》
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<重症度分類>
1) 又は2)を対象とする。
1)自己免疫性肝炎診療ガイドライン(20132021 年)重症度判定を用いて、中等症以上
2)組織学的あるいは臨床的に肝硬変と診断される症例
自己免疫性肝炎診療ガイドライン(20132021 年)重症度判定
臨床徴候所見

臨床検査所見

① 肝性脳症あり

① AST 又または ALT>200IU/L > 200 U/l

② 肝萎縮あり

② 総ビリルビン> 5mg/dl
③ プロトロンビン時間(PT-INR)≧1.3

②肝濁音界縮小又は消失

②ビリルビン>5mg/dL

②肝実質の不均質化

③プロトロンビン時間<60%
重 症: 次の1、2、3のいずれかが見られる。
1.臨床徴候:①又は②
2.臨床検査所見:①+③又は②+③
3.画像検査所見:①又は②
中等症: 臨床徴候:①、②、臨床検査所見:③、画像検査所見:①、②が見られず、臨床検査所見:①
又は②が見られる。
軽 症: 臨床徴候:①、②、臨床検査所見:①、②、③、画像検査所見:①、②のいずれも見られない。

重症
次のいずれかが見られる
1.臨床所見:①または②
2.臨床検査所見:③
中等症
臨床所見:①、②、臨床検査所見:③が見られず、臨床検査所見:①または②が見られる
軽症
臨床所見:①、②,臨床検査所見:①、②、③のいずれも見られない

1.重症と判断された場合、遅滞なく肝臓専門医のいる医療機関への紹介を考慮する。
2.重症の場合、劇症肝炎分科会の予後予測モデル、MELD も参考にする。
3.中等症の症例で、プロトロンビン時間が 60%以下、あるいは黄疸高度、60 歳以上の高齢者の場合も専門
機関への紹介を考慮する。