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参考資料3 診断基準等のアップデートの概要 (292 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46002.html
出典情報 厚生科学審議会・社会保障審議会(合同開催) 厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会(第73回 11/26)社会保障審議会小児慢性特定疾病対策部会小児慢性特定疾病対策委員会(第4回 11/26)(合同開催)《厚生労働省》
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※2 新規申請にあたっては、冠動脈造影は原則として必須である。また、心内膜下心筋生検は、心筋炎や特
定心筋疾患との鑑別のため施行されることが望ましい。

2 除外診断
特発性心筋症とは、原因不明の心筋疾患をいう。高血圧性、弁膜性、虚血性及びおよび以下の疾患は特
定心筋疾患 specific heart muscle disease として別に扱う。
①アルコール性心疾患、産褥心、原発性心内膜線維弾性症
②心筋炎(原因の明らかなもの、不明のものを含む)
③神経・筋疾患に伴う心筋疾患
④結合組織病に伴う心筋疾患
⑤栄養性心疾患(脚気心など)
⑥代謝性疾患に伴う心筋疾患(Fabry 病、ヘモクロマトーシス、Pompe 病、Hurler 症候群、Hunter 症候群な
ど)
⑦⑦不整脈による心筋症(頻脈及び徐脈)
⑧その他(アミロイドーシス、サルコイドーシス、薬剤性など)

3.診断基準
特発性心筋症において、左室収縮低下及びおよび左室内腔拡大を認め、除外すべき疾患を全て除外したも