参考資料3 診断基準等のアップデートの概要 (132 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46002.html |
出典情報 | 厚生科学審議会・社会保障審議会(合同開催) 厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会(第73回 11/26)社会保障審議会小児慢性特定疾病対策部会小児慢性特定疾病対策委員会(第4回 11/26)(合同開催)《厚生労働省》 |
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梢の温痛覚を主体とした
低下)
自律神経アミロ
起立性低血圧、下痢、便
イドーシスによる
秘、排尿障害
もの
消化管アミロイド
下血、嘔気、食欲不振、
ーシスによるも
腸閉塞、吸収不良症候
の
群
腱・靭帯アミロイ
手根管症候群症状(手
ドーシスによるも
のしびれ、疼痛)
神経伝導検査における手根管部の伝導遅延
の
関節アミロイドー
Shoulder pad sign、関節
シスによるもの
腫大
舌アミロイドーシ
巨舌
スによるもの
皮膚アミロイドー
強皮症様肥厚や結節、
シスによるもの
紫斑
その他の臓器ア
甲状腺や唾液腺、リンパ
ミロイドーシスに
節などの硬性腫大;跛行
よるもの
(血管アミロイドによる);
CT 上びまん性間質性肺疾患パターン
筋症(仮性肥大)
*表中下線は、国際コンセンサスオピニオンに記載された臓器障害の指標(Gerz et al. Am J Hematol 79:319–
328, 2005)。
**上記コンセンサスオピニオンでは「心室中隔及び左室後壁肥厚(>12mm)」
*** MGRS(monoclonal gammopathy of renal significance)の一部は腎アミロイドーシスによる。
(注1) 臓器生検は、腹壁脂肪、口唇唾液腺、消化管、骨髄などから採取したものを用いてよく、必ずしも障害臓器
から採取する必要はない。消化管病変のみで無症状の場合は限局性消化管アミロイドーシスの可能性があり、下
血、下痢、便秘などの症状の出現、増悪について定期的な観察が必要である。限局性アミロイドーシスは無症状
のことも多く、M 蛋白も検出されない場合が多いため、B+C で診断確定となる。
(注2) MGUS とATTRwt の併発例があるため、アミロイドが免疫グロブリン軽鎖陽性であること、血清あるいは
尿中にM蛋白が証明される場合はコンゴーレッド陽性部位にM蛋白と一致したタイプの免疫グロブリン軽鎖を証明
する必要がある。免疫染色により Alκ又は Alλ(+)、ATTR (-)、AA (-)を確認すること、もしくは、質量分析法
(LMD-LC-MS/MS)でアミロイド原因蛋白を確認する。自施設での実施が困難な場合は、「アミロイドーシスに関
する調査研究 http://amyloidosis-research-committee.jp/」に解析依頼が可能である。
(注3) M 蛋白の検出には、血清免疫固定法、血清フリーライトチェイン(κ/λ比)及び尿免疫固定法の実施が