参考資料3 診断基準等のアップデートの概要 (115 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46002.html |
出典情報 | 厚生科学審議会・社会保障審議会(合同開催) 厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会(第73回 11/26)社会保障審議会小児慢性特定疾病対策部会小児慢性特定疾病対策委員会(第4回 11/26)(合同開催)《厚生労働省》 |
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1.小児例(18 歳未満)
小児慢性特定疾病医療費助成制度に準ずる。
*小児慢性特定疾病の要件
運動障害、知的障害、意識障害、自閉傾向、行動障害(自傷行為、多動)、けいれん発作、皮膚所見
(疾病に特徴的で、治療を要するもの)、呼吸異常、体温調節異常、温痛覚低下、骨折又は脱臼のうち
1つ以上の症状が続く場合
*小児の知的障害に関しては、適切な高次脳機能検査(WISC-IV など)を行い、かつ、画像上の脳梗塞な
どの器質的異常があるものとする。
なお、下記2.成人例
1)~4)のいずれかに該当する場合に者を対象とする。
1)Barthel Index が 85 点以下
2)成人例では、画像上、脳梗塞などの明らかな器質的な変化があり、その上で高次脳機能検査の結
果を参考として、主治医(今後は、指定医となる。)の総合的判断で、高次脳機能低下と判断された場合
症状の有無に関わらず重症患者と考える。
* 画像上将来における出血リスクを示す所見(※1)がみられる場合
* 手術適応者(※2)及び術後5年間以内の手術患者
2.成人例
1)~4)のいずれかに該当する者を対象とする。
1)Barthel Index が 85 点以下
2)成人例では、画像上、脳梗塞などの明らかな器質的な変化があり、その上で高次脳機能検査の結果
を参考として、主治医(今後は、指定医となる。)の総合的判断で、高次脳機能低下と判断された場合
3)手術適応者(※2)及び術後5年間以内の手術患者は、症状の有無にかかわらず重症患者と考える
※。。
4)再発例(画像上の新たな梗塞、出血の出現)、出血リスクを示す所見(※1)の出現)
※<
※1 出血リスクを示す所見(以下の1、2のいずれかの所見を認める場合。)
1.MRI でみられる微小出血
2.MRI ないし脳血管造影でみられる脳室周囲吻合の発達
※2 手術適応について>(以下の1~4 のいずれかの所見を認める場合。)
1.虚血発症例
2.出血発症例
3.SPECT や PET などにより術前の脳循環代謝を評価し、障害が認められる症例