参考資料3 診断基準等のアップデートの概要 (869 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46002.html |
出典情報 | 厚生科学審議会・社会保障審議会(合同開催) 厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会(第73回 11/26)社会保障審議会小児慢性特定疾病対策部会小児慢性特定疾病対策委員会(第4回 11/26)(合同開催)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
(1)重症:
一次性ネフローゼ症候群の確定診断がなされた患者において
以下のいずれかを満たす場合を重症として対象にする。
① ネフローゼ症候群の診断後、一度も完全寛解に至らない場合(定義は表2を参照)。
② ステロイド依存性あるいは頻回再発型を呈する場合(定義は表2と表3を参照)。
③ CKD 重症度分類の赤色の部分の場合(表1)。
④ 蛋白尿 0.5g/gCr 以上の場合。
*18 歳未満の患者については、ア~ウのいずれかに該当する場合。
ア 半年間で3回以上再発した場合又は1年間に4回以上再発した場合。
イ 治療で免疫抑制薬又は生物学的製剤を用いる場合。
ウ 腎移植を行った場合。
表1
CKD 重症度分類ヒートマップ
蛋白尿区分
A1
A2
A3
正常
軽度蛋白尿
高度蛋白尿
0.15 未満
0.15~0.49
0.50 以上
≧90
緑
黄
オレンジ
60~89
緑
黄
オレンジ
45~59
黄
オレンジ
赤
30~44
オレンジ
赤
赤
尿蛋白定量
(g/日)
尿蛋白/Cr 比
(g/gCr)
G1
G2
GFR 区分
(mL/分/1.73
㎡)
G3a
G3b
正常又は高値
正常又は軽度
低下
軽度~中等度
低下
中等度~高度
低下
G4
高度低下
15~29
赤
赤
赤
G5
末期腎不全
(ESKD)
<15
赤
赤
赤