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参考資料3 診断基準等のアップデートの概要 (392 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46002.html
出典情報 厚生科学審議会・社会保障審議会(合同開催) 厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会(第73回 11/26)社会保障審議会小児慢性特定疾病対策部会小児慢性特定疾病対策委員会(第4回 11/26)(合同開催)《厚生労働省》
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1.主要項目
(1)主症候
産褥期の乳汁分泌低下
(2)検査所見
①血中 PRL 基礎値の低下(複数回測定し、いずれも 1.5ng/mL 未満であることを確認する。)。注 1)
②TRH 負荷試験。
TRH 負荷(200~500µg 静注)に対する血中 PRL の反応性の低下又は欠如を認める(注 2)。
2.除外規定
PRL 分泌を低下させる薬剤投与を除く。
3.診断基準(「のカテゴリー
Definite」)
:1 の(1)とを満たし、1の(2)の全てを満たし、2の除外規定を満たすもの。
(注 1)複数回測定し、いずれも施設基準値を下回る場合に低値とする。
(注 2)視床下部性下垂体機能低下症では、血中 PRL は正常ないし高値を示す。下垂体腫瘍患者に TRH
負荷試験を施行する場合、下垂体卒中を引き起こすことがあるので、その施行の可否に関して患
者毎に判断する必要がある。