参考資料3 診断基準等のアップデートの概要 (28 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46002.html |
出典情報 | 厚生科学審議会・社会保障審議会(合同開催) 厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会(第73回 11/26)社会保障審議会小児慢性特定疾病対策部会小児慢性特定疾病対策委員会(第4回 11/26)(合同開催)《厚生労働省》 |
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関節可動域(ROM)訓練、日常生活動作訓練、歩行・移動の訓練、言語訓練、嚥下訓練、高次機能訓練がメ
ニューとなる。嚥下障害が顕著になると低栄養による全身衰弱、嚥下性肺炎が起こりやすいので、経皮内視
鏡胃瘻造設術(PEG)を考慮する。
5.予後
発症年齢は 40~80 歳代、平均 60 歳代である。死因は、嚥下性肺炎又は寝たきり状態に伴う全身衰弱が
多い。予後不良で、発症から寝たきりになるまでの期間はパーキンソン病よりも短い(5~10 年)。その後の
経過は全身管理の程度によって左右される。
○ 要件の判定に必要な事項
1.患者数(平成 24 令和元年度医療受給者証保持者数から推計)
3,5004,435 人
2.発病の機構
不明(異常リン酸化タウの蓄積が示唆されている。)
3.効果的な治療方法
未確立(根治的治療なし。)
4.長期の療養
必要(進行性である。)
5.診断基準
あり
6.重症度分類
modified Rankin Scale(mRS)、食事・栄養、呼吸のそれぞれの評価スケールを用いて、いずれかが3以上
を対象とする。
○ 情報提供元
「神経変性疾患領域におけるの基盤的調査研究班」
研究代表者 国立病院機構松江医療センター 名誉院長 中島健二