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令和6年版厚生労働白書 全体版 (103 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/23/index.html
出典情報 令和6年版厚生労働白書(8/27)《厚生労働省》
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第1部

こころの健康と向き合い、健やかに暮らすことのできる社会に

次に、周囲の人間関係から受けるこころの健康への影響について尋ねたところ、現在の

の家族」が最も多く、67.3%であった(図表 1-4-8)。
この傾向は年代が上がるにつれて強まるが、最も低い
20」
歳代でも
56.7%であり、他の
<参考
3> 「こころの健康に対する人々の意識
関係②
人間関係と比べ最も多かった(図表 1-4-9)。

●こころの健康によい影響を与えている人では、「同居の家族」が最も多い。
図表 1-4-8

周囲との人間関係とこころの健康への影響に対する回答別割合
よい影響を与えている
どちらともいえない
悪い影響を与えている
10%
20%
30%

0%
同居の家族

40%

50%

36.5

別居の家族
9.9

過去属していた学校・職場の友人・
同僚

13.2

居住地域の近隣の人

7.1

居住地域における活動の仲間
(PTA、町内会、自治会活動など)

6.2

60%

70%

30.8

24.1

現在属している学校・職場の友人・
同僚

学校や職場以外の趣味・社会活動等
における友人・知人

どちらかといえばよい影響を与えている
どちらかといえば悪い影響を与えている

24.3

35.5

32.8

34.1

46.6
34.8

23.4

7.6

22.2

その他

8.9

18.7

100%
5.7 2.7

5.1 2.5
6.5 2.9
3.8

46.4

4.4

65.5
35.6

ゲームやSNS、オンライン上での友
人・知人

90%

63.3

21.5

11.9

80%

62.2

1.7
1.8

5.8 1
3.3

47.9
63.6

こころの健康を取り巻く環境とその現状

または「どちらかといえばよい影響を与えている」と回答した人。以下同じ。)は、「同居

1



自分のこころの健康に対して、よい影響があると思われる人(
「よい影響を与えている」



(こころの健康によい影響があると思われる人としては、
「同居の家族」が最も多い)

1.3

5.2
1.4
5.9

4.2

資料:厚生労働省「少子高齢社会等調査検討事業」
(2023(令和 5)年度)

※「同居の家族」がいない単身者は、個人的・私的な信頼関係を構築している友人・知人という存在によって、こころの健康に
よい影響を与えている人との「つながり」を確保している可能性が示唆された。

(資料)厚生労働省「少子高齢社会等調査検討事業」(2023(令和5)年度)

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