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令和6年版厚生労働白書 全体版 (226 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/23/index.html
出典情報 令和6年版厚生労働白書(8/27)《厚生労働省》
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図表 1-3-3

各種技能競技大会の概要

○若者の就業意欲の喚起や円滑な技能継承に資するため、技能五輪全国大会をはじめとする各種技能競技大会を推進。
技能五輪全国大会

若年者ものづくり競技大会




1

技能グランプリ

働き方改革の推進などを通じた労働環境の整備など

目的

技能を習得中の若年者に目標を付与し、技能を向 青年技能者がその技能レベルの日本一を競うことによ
上させることにより、若年者の就業促進を図り、 り、国内の青年技能者の水準向上を図り、併せて技能尊
併せて若年技能者の裾野の拡大を図る
重気運の醸成を図る(技能五輪国際大会の前年度大会は
翌年度の国際大会の予選を兼ねる)

技能士の技能の一層の向上を図るとともに、
その熟練した技能を広く国民に披露するこ
とにより、その地位の向上と技能尊重気運
の醸成を図る

対象

職業能力開発施設、工業高等学校等において技能 技能検定2級相当以上の技能を有する原則 23 歳以下の
を習得中(技能検定3級程度)の原則 20 歳以下の 青年技能者
者で、企業等に就職していない者

特級、1級及び単一等級の技能検定に合格
した熟練技能士(年齢制限なし)

令和5年度:静岡県
令和6年度:群馬県

令和5年度:福岡県
令和7年度:大阪府

開催地と
参加者数

15 職種
15 職種

338 名

令和5年度:愛知県
令和6年度:愛知県

41 職種
41 職種

1,010 名

各大会の相関図

30 職種
30 職種

379 名

技能五輪国際大会

技能グランプリ

(隔年開催)

特級・1級

(隔年開催)

金メダル
技能五輪全国大会

2級技能者
若年者ものづくり

(毎年開催)

3級技能者

競技大会(毎年開催)

基礎級技能者
一般技能者

図表 1-3-4

技能五輪国際大会の概要

○ 技能五輪国際大会は、原則 22 歳以下の青年技能者を対象に、幅広い職種の技能競技を通じ、参加国・地域の職業訓練の振興及び技能水準の向上を図るとともに、国際交流と親
善を目的に隔年で開催される唯一の世界レベルの技能競技大会で、ワールドスキルズ・インターナショナル(略称 WSI・本部オランダ)により運営されている。WSIには、86
か国・地域が加盟(2024 年2月時点)しており、日本は中央職業能力開発協会(JAVADA)が加盟。
○ 日本選手団は 1962 年から参加しており、これまでに過去3回(1970 年東京、1985 年大阪、2007 年静岡)日本で国際大会を実施。現在、2028 年に開催予定の第 49 回大
会の愛知開催に向けた招致活動を行っている。
○ 直近では、2022 年に中国・上海で開催予定だった第 46 回大会は、新型コロナの影響により中国・上海での開催を中止、競技職種毎に日本を含む 15 の国・地域での分散開催
となった(日本では3職種(情報ネットワーク施工、光電子技術、再生可能エネルギー)の競技を京都で開催)
。今後は 2024 年に第 47 回大会をフランス・リヨンで(新型
コロナの影響により 2023 年の開催予定から1年延期)、2026 年に第 48 回大会を中国・上海で開催予定。

【これまでの開催国】
第 39 回・
2007 年

第 40 回・
2009 年

第 41 回・
2011 年

第 42 回・
2013 年

第 43 回・
2015 年

第 44 回・
2017 年

第 45 回・
2019 年

第 46 回・
2022 年

開催地

日本・静岡

カナダ・
カルガリー

イギリス・
ロンドン

ドイツ・
ライプツィヒ

ブラジル・
サンパウロ

UAE・
アブダビ

ロシア・
カザン

15 の国・
地域分散開催

参加国
・地域数

46

46

48

52

59

59

62

56

競技職種数
(日本参加数)

47(46)

45(40)

46(39)

46(40)

50(40)

51(40)

56(42)

61(51)

参加選手数
(日本選手)

812(51)

845(45)

925(44)

986(45)

1,189(45)

1,251(45)

1,348(48)

989(59)

日本の成績
(金、銀、銅)

金メダル数1位
(16、5、3)

金メダル数3位
(6、3、5)

金メダル数2位
(11、4、4)

金メダル数4位
(5、4、3)

金メダル数3位
(5、3、5)

金メダル数9位
(3、2、4)

金メダル数7位
(2、3、6)

金メダル数3位
(8、5、5)

第 47 回大会で実施予定の競技職種
建設・建築系(13)

日本は 59 職種のうち 48 職種に参加予定(網掛けは不参加の 11 職種)

アート・ファッション系(6)

情報通信系(7)

広告美術

洋裁

情報ネットワーク

施工
モバイルアプリ
ケーション開発
業務用ITソフトウェ
ア・ソリューションズ 金

家具

建具

グラフィックデザイン

ウェブデザイン

建築大工

造園

タイル張り

配管

電工



左官





れんが積み

貴金属装身具
フラワー装飾



冷凍空調
敢 建設コンクリート
技術
施工
デジタルコンストラ
クション



ITネットワーク

システム管理
クラウドコンピュー
3Dデジタルゲームアート ティング


ビジュアル販売促進

丸囲みは第 46 回大会の日本選手成績( 金 銀

サイバー
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電子機器組立て 敢 工場電気設備

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ロボット



構造物鉄工

インダストリー
敢 4.0

化学実験技術

水技術



3Dプリント

工業デザイン技術

光電子技術



再生可能
エネルギー

ロボットシステム

インテグレーション

銅 メダル 敢 敢闘賞)。青字は第 47 回大会から、赤字は第 46 回大会から追加された職種。

第 46 回大会をもって印刷(敢)、プラスチック金型(銀)
、試作モデル製作(銀)が廃止。

210

製造エンジニアリング系(19)
産業機械



洋菓子製造



自動車工

西洋料理



車体塗装

レストラン
サービス


重機メンテ
ナンス

看護/介護
パン製造
ホテル
レセプション

物流 貨物輸送