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令和6年版厚生労働白書 全体版 (98 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/23/index.html
出典情報 令和6年版厚生労働白書(8/27)《厚生労働省》
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10



11 別にみると、健康と思っている人の割合が最も高いのは 20 歳代(84.9%)であり、どの
12 年代も概ね8割程度であった(図1-4-1)

13 図表 1-4-1 総合的な健康状態に対する回答別割合(年代別)
14
【図1-4-1】 総合的な健康状態に対する回答別割合(年代別)
よい

まあよい

ふつう

あまりよくない

よくない



1

よい」または「ふつう」と回答した人。以下同じ。)の割合は 80.8%となっており、年代

0%

こころの健康を取り巻く環境とその現状





10%
14.0

20-29歳

15
16
17
18

20%

30%

50%

60%

29.4

19.4
14.6

24.8

40-49歳

14.3

26.0

50-59歳

13.1

29.8

60-69歳

14.4
11.2

70%

80%

37.4

33.5

30-39歳

70-89歳

40%

32.0
42.3
38.0

90%

100%

16.1

3.1

10.3

4.9

14.2

4.1

18.5

3.3

38.0

15.6

3.5

27.9

37.9

16.5

3.4

32.7

36.2

18.7

1.2

資料:厚生労働省「少子高齢社会等調査検討事業」(2023(令和5)年度)

資料:厚生労働省「少子高齢社会等調査検討事業」
(2023(令和 5)年度)

(総合的な健康状態を判断する上で「睡眠時間」が重視されつつある)

(総合的な健康状態を判断する上で「睡眠時間」が重視されつつある)
19
また、回答の際に健康状態を判断する上で重視したことがらについては、「病気がない
「病気がない
20 また、回答の際に健康状態を判断する上で重視したことがらについては、
こと」が 68.5%と最も多く、次いで「美味しく飲食できること」42.4%、「ぐっすりと眠
21こと」が
れること」41.5%、
「身体が丈夫なこと」37.2%となっている(図1-4-2)

68.5%と最も多く、次いで「美味しく飲食できること」42.4%、
「ぐっすりと眠
れること」41.5%、「身体が丈夫なこと」37.2%となっている(図表 1-4-2)。
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エム・アール・アイ

リサーチアソシエイツ株式会社が同社独自のアンケート定点調査「生活

総合的な健康状態を判断する上で重視したことがらについては、2014(平成
26)年版
者市場予測システム(mif) 」パネルを用いて、性別・年齢区分別に 252 件のサンプルを確保する

こととし、居住地の均等割付を行い、調査を実施した。居住地は7ブロックに区分し、サンプル
厚生労働白書でも同様の調査結果を取りまとめたが、最も多かったことがらは、今回調査

割付に対して想定回答数が得られるまで回答を受け付けた。その結果、サンプル割付と回収数は
一致している。回収後、令和5年1月1日現在の「住民基本台帳年齢階級別人口」に基づいた地
の差が最も大きかったことがらは、
「ぐっすりと眠れること」であり、前回調査から
域、性別、年齢の人口構成比に応じたウエイトバック値を元に補正して集計した。調査期間は
2024 年1月 26 日~1月 30 日。回収数 3,024 件。

と同様に「病気がないこと」であり、回答割合は 63.8%であった。他方で、前回調査と
13.9%ポイント増加した。

84

第 1 節でみたように、我が国の睡眠時間は国際的にみても低くなっており、また、約 7
割の労働者が理想の睡眠時間を取れていない実態がみられた。この 10 年間で、人々が自
身の健康を判断するポイントとして睡眠時間を重視する傾向が強まっている可能性を示唆
している。

82

令和 6 年版

厚生労働白書