令和6年版厚生労働白書 全体版 (65 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/23/index.html |
出典情報 | 令和6年版厚生労働白書(8/27)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
こころの健康と向き合い、健やかに暮らすことのできる社会に
SNS は、思ったことを気軽に投稿でき、見知らぬ人とのコミュニケーションや共感の
も理解し、一人ひとりが SNS の正しい利用を心がける必要がある。
図表 1-1-44
SNS ユーザーを対象としたアンケート調査
誹謗中傷等に関する投稿の目撃経験
目撃した際のサービス
Q あなたはインターネット上で次のような投稿を見たことがありますか。それぞれ
「見たことがある」又は「見たことがない」のいずれかでお答えください。 (SA)
(自分が対象となった場合を除きます。)
Q 前問で「見たことがある」と回答した投稿について、どのサービスで見ましたか。(MA)
見たことがある
こころの健康を取り巻く環境とその現状
シー情報などを広げてしまい、被害者のこころを深く傷つけるおそれがあることについて
1
章
輪を広げることができる一方で、他人への誹謗中傷、無責任なうわさ、個人のプライバ
第
21,900 件に大きく増加していた。
見たことがない
※
過去1年間にいずれかのSNSなどのサービスを利用した
と答えた回答者を抽出して集計
違法・有害情報に関する投稿の被害経験
Q あなたはインターネット上で次のような投稿をされたことがありますか。以下の投稿について、「されたことがある」又は「されたことがない」のいずれかでお答えください。(SA)
されたことがある
されたことがない
※ 過去1年間にいずれかのSNSなどのサービスを利用した
と答えた回答者を抽出して集計
資料:総務省プラットフォームサービスに関する研究会 誹謗中傷等の違法・有害情報への対策に関するワーキンググループ
(第 10 回)資料 1-1 三菱総合研究所「インターネット上の違法・有害情報に関する流通実態アンケート調査」より抜粋
(インターネット上の人権侵害情報に関する人権侵犯事件数は、高止まりしている)
こうしたなかで、法務省の人権擁護機関が新規に救済手続を開始した事件のうち、イン
ターネット上の人権侵害情報に関する人権侵犯事件数は、高止まりしている(図表 1-145)。モバイル端末の普及などにより、誰もが加害者にも被害者にもなりうる状況が続い
ている。引き続き、加害者とならないための意識啓発や、被害に遭った際の被害者救済手
続の取組みを推進していくことが必要な状況にあり、法務省の人権擁護機関では、被害者
令和 6 年版
厚生労働白書
49