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令和6年版厚生労働白書 全体版 (414 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/23/index.html
出典情報 令和6年版厚生労働白書(8/27)《厚生労働省》
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図表 7-9-1

2025 年度までの達成目標(「献血推進 2025」より)

項 目

目標の定義

令和 7 年度
目標値

(参考)
10 代
:6.6%
若年層(16 歳~39 歳)の人口に対す
若年層の献血者数の増加
6.7% 20 代
る献血者数の割合(献血率)
:6.8%
30 代
:6.6%

令和 4 年度
実績値
(参考)
10 代
:4.8%
5.3% 20 代
:5.5%
30 代
:5.4%

安定的な集団献血の確保

献血推進活動に協力いただける企業・
団体の数

70,000 社

64,195 社

複数回献血の推進

年に2回以上献血された方(複数回献
血者)の人数

1,200,000 人

1,051,670 人

献血 Web サービスの
利用の推進

献血 Web 会員サービス「ラブラッド」
の登録者の人数

5,000,000 人

3,377,319 人

具体的には、以下の事項を重点的に取り組んでいる。

健康で安全な生活の確保


広く国民に献血の意義を理解し、献血を行ってもらうため、効果的な普及啓発を促進す

る。

(2)若年層対策の強化
① 10 代への働きかけ

献血への理解を深めてもらうことにより、初めての献血を安心して行っていただくた
め、SNS を含むインターネット等を主体とした情報発信を行うとともに、日本赤十字社
が実施する献血セミナーなどの献血普及の取組みを推進している。



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(1)献血の普及啓発

② 20 代・30 代への働きかけ
献血率の減少傾向が続いている 20 代・30 代の方が献血に協力しやすいよう、献血
Web 会員サービス「ラブラッド」の活用を促すなど、献血を体験した方が、長期にわた
り複数回献血に協力してもらえるような普及啓発、環境整備に取り組む。また、企業など
への働きかけを一層強化することにより、安定的な献血者の確保を図るとともに、予約献
血の活用など献血者の利便性に配慮した新たな仕組みを検討している。

(3)安心・安全で心の充足感が得られる環境の整備

献血は相互扶助と博愛精神による自発的な行為であり、献血者一人一人の心の充足感が

活動の大きな柱となっている。
献血に協力いただく方々が、より安心・安全に献血できるとともに、心の充足感を得ら
れ継続して献血いただける環境整備を図っている。

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令和 6 年版

厚生労働白書