令和6年版厚生労働白書 全体版 (34 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/23/index.html |
出典情報 | 令和6年版厚生労働白書(8/27)《厚生労働省》 |
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章
1
援)者と同居の主な介護者の年齢の組み合わせをみると、60 歳以上同士の割合は過去 20
年間で 20%ポイント以上増加し、8 割近くに達しており、さらに 75 歳以上同士の割合も
3 割を超えるなど、いわゆる老老介護の増加にも留意する必要がある(図表 1-1-14)。
こころの健康を取り巻く環境とその現状
図表 1-1-13
世帯構造別にみた「要介護者等のいる世帯」の構成割合
(単位:%)
年次
総
数
単独世帯
核家族世帯
(再掲)
夫婦のみの
世帯
三世代世帯
その他の
世帯
(再掲)
高齢者世帯
2001(平成13)年
100.0
15.7
29.3
18.3
32.5
22.4
35.3
'04(
16)
100.0
20.2
30.4
19.5
29.4
20.0
40.4
'07(
19)
100.0
24.0
32.7
20.2
23.2
20.1
45.7
'10(
22)
100.0
26.1
31.4
19.3
22.5
20.1
47.0
'13(
25)
100.0
27.4
35.4
21.5
18.4
18.7
50.9
'16(
28)
100.0
29.0
37.9
21.9
14.9
18.3
54.5
'19(令和元)
100.0
28.3
40.3
22.2
12.8
18.6
57.1
'22(
100.0
30.7
42.1
25.0
10.9
16.4
61.5
4)
注:2016(平成28)年の数値は、熊本県を除いたものである。
資料:厚生労働省「2022(令和 4)年
国民生活基礎調査の概況」
図表 1-1-14 「要介護者等」と「同居の主な介護者」の年齢組み合わせ
100%
80
69.0
54.4
60
58.1
40
58.9
47.6
40.6
41.1
20
18.7
19.6
2001
(平成13)年
2004
( 16)
0
70.3
74.2
77.1
60歳以上同士
62.7
65歳以上同士
45.9
24.9
25.5
2007
( 19)
2010
( 22)
51.2
54.7
59.7
63.5
75歳以上同士
29.0
30.2
2013
( 25)
2016
( 28)
33.1
2019
(令和元)
35.7
2022
( 4)
注:2016(平成28)年の数値は、熊本県を除いたものである。
資料:厚生労働省「2022(令和 4)年
国民生活基礎調査の概況」
(介護者の悩みやストレスをみると、家族の病気や介護に関するものが突出して高い)
次に、介護者の悩みやストレスをみると、悩みやストレスがあると回答した人は全体の
7 割近くに達しており、なかでも家族の病気や介護に関するものが突出して高い(図表
1-1-15)
。また、家族との人間関係や経済的な不安、自分自身の健康や自由にできる時間
のなさについても、悩みやストレスの原因に挙げられており、こうした複合的なストレス
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令和 6 年版
厚生労働白書