よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


令和6年版厚生労働白書 全体版 (42 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/23/index.html
出典情報 令和6年版厚生労働白書(8/27)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。




1

間は、国際的にみると短くなっていることが分かる(図表 1-1-23)。また、睡眠時間とこ
ころの状態の関係についてみると、2022(令和 4)年「国民生活基礎調査」によると、
うつ傾向・不安(K6)の点数が「0~4 点」である人の割合は、睡眠時間が「7 時間以上

こころの健康を取り巻く環境とその現状

8 時間未満」の場合に最も高く、睡眠時間が「5 時間未満」の場合に最も低い(図表 1-124)

このことから、睡眠時間の長さは、こころの健康を確保する上で重要な要素のひとつで
あるといえる。
図表 1-1-23

睡眠時間の国際比較

(分)
600
538 524 527
514 516 509 512 514 512 504 512 505 503
494 501 484 483 482
500
471 471

457 466

400
300
200
100

韓国

男性

女性

スウェー
デン

男性

女性

男性

ノル
ウェー

女性

男性

ドイツ

女性

男性

フィン
ランド

女性

男性

英国

女性

イタリア

男性

女性

男性

フランス

女性

カナダ

男性

女性

男性

米国

女性

男性

女性

0

日本

(備考)1.日本は、総務省「令和3年社会生活基本調査」、それ以外の国は、OECD "Gender data portal 2021 Time
use across the world" より作成。
2.睡眠時間は、「sleeping」に該当する生活時間。
3.日本は令和3 (2021) 年、米国は令和元 (2019) 年、カナダは平成 27(2015) 年、英国及び韓国は平成 26(2014)
年、イタリアは平成 25(2013) 年、ドイツは平成 24(2012) 年、ノルウェー及びスウェーデンは平成 22(2010)
年、フランス及びフィンランドは平成 21(2009) 年の数値。
資料:内閣府「令和 6 年版男女共同参画白書」に基づき、厚生労働省政策統括官付政策立案・評価担当参事官室作成

図表 1-1-24

睡眠時間とこころの状態
睡眠時間とこころの状態
0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

52.2%

5時間未満

50.0%

60.0%

70.0%

21.5%
67.5%

5時間以上6時間未満

80.0%

90.0% 100.0%

13.4%

8.2%

18.8%

7.7%

6時間以上7時間未満

75.6%

14.6%

7時間以上8時間未満

78.4%

12.4% 4.6%

8時間以上9時間未満

73.0%

9時間以上

13.9%

59.1%
0~4点

5~9点

10~14点

17.9%
15点以上



5.3%

6.0%

10.2% 6.5%


(注) K6 に基づく点数。K6 については注釈 20 参照。
資料:厚生労働省「国民生活基礎調査」に基づき、厚生労働省政策統括官付政策立案・評価担当参事官室作成

26

令和 6 年版

厚生労働白書