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令和6年版厚生労働白書 全体版 (169 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/23/index.html
出典情報 令和6年版厚生労働白書(8/27)《厚生労働省》
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第1部
図表 3-2-3

こころの健康と向き合い、健やかに暮らすことのできる社会に

地方版「孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム」推進事業

地方版 「孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム」 推進事業 取組状況
令和5年度 15団体
( ■:都道府県・政令指定都市 5団体 □:市区町村 10団体)
令和4年度 29団体
( ■:都道府県・政令指定都市 12団体 □:市区町村 17団体)

北海道

登別市(サポーター養成事業の実施)、鳥取市(連携中枢都市圏での実施)、

■北海道 ※2年目
□釧路市
□登別市 ※2年目

北九州市(NPO等支援団体に事務局機能を移管)の4団体が2年目として実施。

■鳥取県
□鳥取市

■京都市
※2年目
■滋賀県
石川 富山
□笠岡市

■北九州市

福井

※2年目

島根

■福岡市

山口
佐賀

長崎

■熊本市
□宇城市

■岐阜県

福岡
熊本

鹿児島

広島

鳥取
岡山

愛媛 高知

香川
徳島

兵庫

京都 滋賀
大阪

奈良 三重

和歌山

大分

岐阜

愛知

秋田

山形
福島

新潟
長野
静岡

栃木
茨城
埼玉
東京
山梨
神奈川 千葉

群馬

岩手
宮城

■青森県
■仙台市

□山形市
□鶴岡市
■埼玉県
□江東区
□品川区

□市原市

鎌倉市
□春日井市
□座間市

■愛媛県 ■徳島県
□生駒市
□伊勢市
□宇和島市
■大阪府
□名張市
□津久見市
□枚方市
宮崎

沖縄

1

資料:内閣官房作成

コラム

高齢者の社会参加とうつ予防に関する研究
(国立研究開発法人国立長寿医療研究センター)

国立長寿医療研究センター研究所の老年学

計した結果が図 1 である。この結果、64 市

評価研究部が取り組む「日本老年学的評価研

町村の間には、15.6%から 32.4%まで、約

究(Japan Gerontological Evaluation

2.1 倍の差がみられた。

Study、JAGES )
」の調査結果に基づく研
*1

究成果を紹介する。

うつ割合の市町村格差は2倍

Geriatric Depression Scale(GDS)15項目中5項目以上の者の割合

前期高齢者

JAGES2019
最大

JAGES 調査について

JAGES 2019 年調査では、全国 64 市町村

こころの健康と向き合い、健やかに暮らすことのできる社会に

□三原市
□尾道市
□府中市
□福山市

□須坂市
■富山県 □飯山市

3



青森

※赤字は、令和5年度取組団体



※令和5年度は、申請時に先進性が認められた北海道(道内各地域でのPFの形成)、





の要介護認定を受けていない 65 歳以上の高
齢者、約 25 万人において、高齢者うつ尺度
(GDS)で 5 点以上のうつ傾向と判定される

最小


方の割合を市町村間比較した。人口高齢化の
違いの影響を差し引いて比べるために、65
歳から 74 歳の前期高齢者の方に限定して集
*1

市町村(n=64)

【図 1】高齢者うつの発症と市町村格差

Kondo K, Rosenberg M eds. Advancing universal health coverage through knowledge translation for healthy
ageing: lessons learnt from the Japan Gerontological Evaluation Study. World Health Organization, Geneva,
2018.

令和 6 年版

厚生労働白書

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