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令和6年版厚生労働白書 全体版 (313 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/23/index.html
出典情報 令和6年版厚生労働白書(8/27)《厚生労働省》
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第2部

現下の政策課題への対応

せている。

1 年金教育教材の開発や学生との年金対話集会等の開催

厚生労働省では、より若いうちから年金制度を認識してもらうことを目的として、小学

*12
や若年者を対象とした年金教育動画*13 により、関心
生向け年金教育図書(年金漫画)

の持ちやすい形式による広報に取り組んでおり、これらの年金広報・教育の取組みが国際
的に高く評価され、2022(令和 4)年 2 月には ISSA*14 アジア・太平洋特別優秀賞を受賞
した。2023(令和 5)年度においては、若年層に向け、キャリアプランによる年金額の
変化を題材とした、人気 YouTuber とのコラボレーション第 4 弾となる年金クイズ動画
を制作した。
また、同年度にこれらの年金クイズ動画を活用した中高生向け年金教育教材を制作し、
中学校、高等学校の授業において利活用できるよう、2024(令和 6)年度から厚生労働
省ホームページの特設サイトを公開した。

延べ 36 校の大学において開催(対面開催 31 回、オンライン開催 5 回)するとともに、デ
日本年金機構では、公的年金制度に対する正しい知識と理解を深め、制度加入や保険料
納付に結びつけるため、自治体、地域の関係団体、年金委員と連携し、地域、企業、教育
の場などにおいて、年金制度説明会や年金セミナー等(Web 会議を含む。
)を実施し、地
域に根ざした周知・啓発活動に取り組んでいる。

「年金のひみつ」学研キッズネット

若者も高齢者も安心できる年金制度の確立

ザインやアニメーション等を加えた若い世代向けの年金学習教材を活用した。

4



金行政に活かしていくことを目的として年金対話集会を開催している。2023 年度は全国



さらに、学生に年金について考えてもらうとともに、学生からの意見や指摘を今後の年

人気 YouTuber による年金クイズ動画第 4 弾

2 個々人の年金の「見える化」について

① 2020 年改正法をわかりやすく周知すること、②働き方・暮らし方の変化に伴う年金

額の変化を「見える化」することを目的として、公的年金シミュレーターを開発し、
* 12 「年金のひみつ」学研キッズネット:https://kids.gakken.co.jp/himitsu/library-social001/
* 13 人気 YouTuber による年金クイズ動画:https://www.youtube.com/watch?v = dRAatyKWUiI&t = 130s
* 14 国際社会保障協会(International Social Security Association)

令和 6 年版

厚生労働白書

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