令和6年版厚生労働白書 全体版 (50 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/23/index.html |
出典情報 | 令和6年版厚生労働白書(8/27)《厚生労働省》 |
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章
1
こころの健康を取り巻く環境とその現状
34
ス実態調査」によると、仕事の依頼者等からハラスメントを受けたことがあると回答した
人は 10.1%となっており、パワハラ(身体的な攻撃、精神的な攻撃、業務の過大・過小
な要求、人間関係からの切り離し、個の侵害)が最も多く、セクハラがこれに次いで多く
なっている(図表 1-1-31)
。
ハラスメントの行為者について尋ねた結果では、いずれのハラスメントについても「発
注者」が最も多く、ハラスメント行為に対して「やめるように申し入れた」と答えた人よ
りも「特に何もせず、そのまま取引を継続した」と答えた人が多く、なかには「心身に不
調や病気を発症した」と答えた人もみられた。
受発注の契約関係における立場の優劣を背景として、フリーランスとして働く人が発注
者等からのハラスメント行為に対して毅然と対応することが難しい実情がうかがえる。
令和 6 年版
厚生労働白書